桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿

先日あった勉強会で、お花見の話になりました。
 そろそろお花見の時期だけど、仙台の花見は寒いよねぇ〜とか、弘前の夜の桜はライトアップされていて綺麗だとか・・・・。

 そんな話しをしていると、ふと、ある人が「桜切る馬鹿 梅切らぬ馬鹿」ってどういう意味なの?と皆に問いかけました。

 その場には5人程人がいたのですが、誰も知らない様子・・・。

 内心、皆、照れちゃって・・・。本当は知ってるくせに・・・と思って周りを見ていると、本当に知らない様子。

 私「えっ?本当に皆、知らないんですか?」

 皆「うん。知らない」

 意外でした。おおよそ、そこに集まっている方々は、私なんかよりも知識人の方たちばっかりなのに、ちょっとしたことが抜け落ちていたりするんですねぇ。

 私  「意味は確か、桜の木は弱いので、切ったり折ったりすると、そこから枯れてしまうことがあるから切っちゃダメという意味だったと思いますよ。」

 他の人「梅は?」

 私  「梅の木は、そこそこ強い上に、枝がアホ程生えてくるので、剪定しなきゃダメよっていう意味じゃなかったでしたっけ?」

 答えた後、本当にそれであっているのか、家に帰って調べましたが、見解の違いはあるものの、大体あっていたようです。

 このことを誰に教えてもらったのか振り返ってみると、高校の時の友人でした。

 一生のうちで、触れる機会がなければ知らないことって随分あるんだなぁ・・・と思いつつ、高校の友人と何でそんな話になったのかは思い出せずにいました。