夏に聞きたい、怖い話

今週のお題「夏に聞きたい、怖い話」


今回は、今週のお題でブログを書きます。

私は正直、霊だとか怪奇現象だとかそういったものは、信じていません。
最近は、映像技術が進み、昔は心霊写真だったものが動画で放映される等、なかなか楽しめるようになってきています。

さて、そんな私でも、1つ2つ怖い?体験が・・・・。

それは、私が小学校低学年の頃住んでいた借家でのお話しです。

平屋建ての2LDK事務所付。そんな借家に両親と兄、そして私の4人で暮らしていました。

その家は、LDKの部屋と寝室の間にガラス張りの出窓がついており、ブラインドを開けると、隣の部屋が見えるようになっていました。

夜、寝る時は、小学生である私達兄弟が両親よりも先に布団に入るため、ブラインドは隣の部屋に光が漏れないように、閉じられていました。

その家では、色々なことがありましたが、まぁ、定番中の定番といえば、夜、両親が寝室へ行き、LDKに人がいなくなってしばらくすると、テーブルの椅子をガガッとひく音や、テレビのスイッチをカチャっと入れる音、ソファーに座る音など、今考えれば迷惑甚だしい生活音が毎晩聞こえてました。

ある日、業を煮やした兄が、音がした瞬間布団から飛び起きLDKに行くと何の変化もなかったそうです。

終いには、風呂を沸かした日だけ、皆が布団に入ってしばらくすると浴室から、風呂の蓋をガラガラガラガラって開けてザザー、ザザーってお湯をかけて風呂に入る音まで聞こえてました。(もう、何なんでしょうネ、この幽霊?普通に生活してんじゃん(ー"ーメ)。家賃払え(▼▼メ)って感じでしたネ。)

幽霊なら幽霊らしく人を怖がらせるイベントの一つも提供して欲しいものでした。



まぁ、この程度なら、錯覚、幻聴色々言えますが、幽霊が願いを聞き届けてくれたのか、ちょっとそれが言えないイベントが・・・・・・。





或る日、私がLDKのソファーで寝ていると、出窓のブラインドが開いており、寝室の豆電球が点いていました。

あぁ、豆電球が点いているなぁと思いつつ、テレビを観ていると出窓から視線を感じ、もう一度出窓を見ると、色黒で痩せ型の身長の高い男が口から血を流しながら上半身裸でこちらを見ていました。


うそぉ〜〜〜ん!!�堯福陰◆�lll)と思い、一度視線を外しもう一度出窓をみてみると、その姿はもうありませんでした。


その時は、小学校の低学年ということもあり、幻覚だったのだろうと片付けていたのですが、私が高校生になり、兄とその家の話になった時、兄の口からとんでもない事実が告げられました。







 兄 「俺さぁ、あの家で人の姿をみたことがあるんだよねぇ」











 私 「・・・・・・・・・・・それってどんな人?」









 兄 「色黒でさぁ、痩せてて身長の高い男が、家の中を歩いてたんだよねぇ・・・」










 私 「・・・・・。あ〜〜〜〜・・・・・・・・・・・、それ、俺も見た・・・・・」